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☆◇ 第116号 ◇☆
♪♪♪ NNA Tender Service さとうがゆく 2003年6月24日 ♪♪♪
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■■☆☆ ☆☆ 子供が遊びにくる 生野区のプレス工場 ☆☆ ☆☆
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■ 『中川小学校2年生』の工場見学
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5月末のことです。
大阪市生野区でプレス工場を営んでいる友人からメールが来ました。
彼は、高校の同級生で、20年以上のお付き合いです。
当時、300坪ほどあるとても広い工場にプレス機が何台も並んでおり、
バンッ! バンッ! バンッ!という大きな音は、一定のリズムで繰り返され、
朝早くから夜遅くまでその音はつづいていました。
彼の父親は、創業の頃からその工場で勤め、そして工場長として活躍していまし
た。
今、その工場は、無くなりましたが、彼は彼の父親と共に会社を立ち上げ、
事業を継承しています。
会社名は、大熊ビームス有限会社 10人程度の小さな町工場
主な製造部品は、蛍光灯口金・蛍光灯キャップ・絞り加工製品・深絞り加工製品
・薄板絞り加工製品・ベーク抜き加工・絞り加工・ピンカシメ加工です。
簡単に説明すれば、蛍光灯の両端にある口金を作っているのです。
この工場、実は70年ほど前に、あの松下幸之助さんがリヤカーを引いて
営業にやって来たという伝統ある?工場なのですよ!
では、彼からのメールを紹介します 6月3日のメール
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こんばんわ、大熊です。
実は明日、地元の小学2年生が社会見学でウチの工場にやって来ます。
当初1学年全員90人が来ると聞いていたので、ビックリしましたが、
結局1グループ20名程度がやって来るそうです。
それでも10人以下の零細企業としては大騒ぎです。
年末の掃除よりも丁寧に掃除し、いよいよ明日となりました。
色々と楽しんでもらおうと考えていたのですが、
予定時間が20分程度と聞いてガックリ・・・・。
ま〜それでも、モノ作りがどんなものかとか、
ゲーム感覚で子供たちと名刺交換くらいは
やりたいと思います。
先生も生徒も気がつけば「1時間も経っていた!」 なんて
具合になったら最高です。
6月5日のメール
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お知らせの通り、昨日小学生がやって来ました。
2年生でしたが結構皆しっかりしていて
ビックリしました。(最初はそう思いました・・・)
最初にウチの工場で作っている物の説明を資料
(オール平仮名小学生バージョン)を交えて
説明し、工場の見学をしてもらいました。
一通り終了し、最後に質問を受けました。
最初の質問が
「この工場では、何を作っているんですか?」
?????「何を聞いとるんだ!」と思いながらも根気よく説明しました。
次の質問・・・今度は女の子
「この会社はなにをしていますか?」
???????????「なにを聞いとるんだ!」
「今聞いてなかったの?」と思いながらもまた根気よく説明しました。
結局5つの質問のうち3つが以上の様な質問で、
大笑いしてしまいました。
2年生にどれくらいのレベルのお話をしたらいいのかと最初は思い
ましたが、気がつけば自然にできました。というか馴染んでいました。
小学生相手につかみはOK!と感じてしまう自分が・・・・・・・・・。
でも、仕掛けをしていた名刺交換は予想以上に受けたの
で、良かったです。あ〜面白かった。
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おしまい!
・ここで紹介された名刺交換ゲーム
見学も終盤にさしかかってきた時、彼は小学生に説明しました。
「大人になったらね 知らない人同士は、
こうして名刺を交換して仲良くなるんですよ」
急遽子供たちに白い紙を渡し、名前を書いてもらいました。
そして書けた子から交換です。
あらかじめ交換する名刺の中にブルーの色付きの名刺を2枚混ぜておいきました。
ブルーの名刺は当たりです。
「当たりを引いたのは、誰ですか?」
子供は大きな声で手を上げて前に出てきました。
親会社の松下電器さんから提供してもらったボールペンを
当たりを引いた子供にみんなの分を代表して手渡しました。
その時の「子供の目がイキイキしていたのを今でも忘れられないね」
と彼は熱く語りました。
この日、同行していた異業種交流会のメンバー横山氏がいいました。
『大熊さん、このプレスの音は、心臓の鼓動と同じですよ
この生野の町が生きている証は、このプレスの音
ものづくりの鼓動なんですよ!』
・あれから20日経った今も、この工場に子供達がやってくると聴きました。
「おっちゃん この子、工場見てなかったから見せたってぇ」
学校の帰り道、モノ作りの現場を見学に来る子供達、
イキイキした目をして動きのある機械を観て、音を聞いて帰っていく
そんな、もの作りの鼓動が、いつまでもこの町でつづくことを心より願っていま
す。
がんばれ!大熊ちゃん!
想いつづけることで 事は実現していく
まだまだ勉強!
さとう
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